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Vol.9建売に暮らそう!新着コラム

建売購入の”決め手”にすべき重要チェックポイント集

2020.07.20

住まいの購入は、人生におけるビッグイベントのひとつです。誰も後悔や失敗はしたくないものです。特に建売住宅は高額商品なだけに購入に慎重さを要しますが、動きの早い人気物件等は、ゆっくり比較検討をしている時間的余裕がないのも事実です。そこで、本コラムでは、気に入った物件が見つかった!という方の為に、「見落としがちな”決め手”にすべき重要チェックポイント」をプロの建売業者さんに聞いてきましたので、ご紹介したいと思います。この事前にチェックポイントを押さえておけば、安心して購入検討ができると思います。

ポイント1.必ずその街の「平日の様子」を見ておきましょう!

ポイント2.可能なら隣接住戸から当該住戸を見ておきましょう!

ポイント3.地歴・ハザードマップ・地盤調査報告書をみておきましょう!

建売業者さん自身が「自分が建売を購入するならココを必ずチェックします!これを”決め手”にします!」というポイント3つを集めました。聞きなれない用語も出てきているかもしれないので、詳しく解説していきたいと思います。なお本コラムの解説は、あくまで意中の物件が既に決まっていて、その最後の”決め手”となるべきチェックポイント集であって、数多い候補の中での「物件の選び方ノウハウ」ではないのでご注意ください。(選び方については別のコラムでご紹介していきます。)

ポイント1.必ずその街の「平日の様子」を見ておきましょう!

「お客様は、だいたい土日の午前中に物件を見に来られることが多いんですよね。その後のお打ち合わせ等も週末に行うのが大半です。なので、平日の様子を見ないままお決めになる方が多いのですが、”お客様ご自身で平日の朝・夜の様子もちゃんとご覧になった方がよいですよ”と個人的にはアドバイスさせて頂いています」と解説するのは建売業者の営業マンAさん。

「週末、特に日曜日の早朝というのは、どこの住宅街もとても静かですよね。なので、とても”良い”住環境のイメージを抱かれるのですが、その翌朝の月曜日となると、車の往来が増えますし、自転車・バイク・歩行者等が一斉に動き出しますから、かなり景色が日曜朝と比べると様変わりします。学校や公共施設が隣接していれば、その騒音も急変します。そういった平日の状況を必ず一見しておくべきです。あとで予想以上の住環境の悪さを知る方は、結構がっかりされています。事前にわかっている人は冷静に受け止めています。また、通勤と通学のシミュレーションをしておくのも大事です。ルート上、大きな国道等を横断する必要があれば信号待ちの時間が最大何分とか、保育園の送り迎えがあるなら交通渋滞の具合とかも要チェック事項でしょう。」

さらに、Aさんは「朝」だけではなく「夜」についても指摘しています。

「もっと大事なのは夜ですね。夕方から暗くなる頃の時間帯です。小さいお子さんやおとしごろのお嬢様がいらっしゃるご家庭でしたら、やはり帰り道・家路の様子は気になるところだと思います。建売の購入前に気になるのは通勤通学先の”遠い・近い”ですが、入居後気になるのは”暗い・明るい”です。たとえ学校や駅が遠くても、広くて明るくて人出があれば安心ですが、近くても狭くて暗い道だとやはり親御さんは心配になるものです。毎日のことですし…」

Aさんにとってて、週末の見学・商談の日以外に平日どこかに時間をとって、朝と夕方の様子をご自身でチェックするのは重要な”決め手”ポイントだとのことです。

ポイント2.可能なら隣接住戸から当該住戸を見ておきましょう!

「ある程度戸数がまとまった建売住宅の街でしたら、隣接住戸から、購入する当該住戸を覗いてみるべきです!と、いつもお客様にはアドバイスさせて頂いています」と語るのは、長年建売住宅の販売現場で見学案内をご担当されている女性ハウスアドバイザーのBさん。

「隣接住戸がまだ販売中か未販売でしたら、営業さんに頼めば中を見せてくれるでしょうから、お隣さんの家の窓の位置や大きさ、窓は曇りガラスか透明ガラスかとか、室内側から見た窓の高さ、自分の家のバルコニーをのぞけるか否かなどをよくよくチェックしておくべきです。干している洗濯物が隣家からどのように見えているかなど、後で気になるようなことは事前にチェックしておけば安心できますよね。」


隣接住戸が全て販売済みでしたら見ることはできませんが、可能であればお願いして見せてもらった方がよいでしょう。Bさんが言うには、建売住宅購入後のカーテン選び等の商品選定にも、これはとても役に立つそうです。

「あと、意外に自分の家の屋根を見る機会ってないものです。隣家からはよく見えたりするので、新築時の状態を見ておくのもよいと思います。5年とか10年とか経過したときに、屋根材の傷み具合や変色の度合いなどを見比べる際に役立つと思います。」

やはりプロの目から見ると、購入後の生活やリフォームをも考えた事前チェックが購入の”決め手”になるようです。

ポイント3.地歴・ハザードマップ・地盤調査報告書をみておきましょう!

「大きな災害があった直後に物件を探されるお客様はみな気になさるのですが、被害の記憶が少しずつ風化してくると、残念ながら関心が薄れてしまうんですよね。」と説明してくだったのは、建売住宅の用地取得業務を行っているCさん。

「自分が建売住宅を購入するとしたら、やはり一番の”決め手”になるのは、地歴・ハザードマップ・地盤調査報告書の3点チェックですかねぇ。地歴は、その土地の従前の”用途”のことで、畑だったのか、住宅地だったのか、沼だったのか等を”知る”という意味でとても大事です。ハザードマップは、自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図のことで、これを見ることで万が一の際に正しい行動が取れるという意味でとても重要です。そして、地盤調査報告書は、ピンポイントでその土地の地耐力を調査した内容が記載されているので、より詳しく地盤の特徴を含めたその建売住宅の見えない部分の特徴を知ることができます。」


ただ、Cさんのいうこれらのチェックポイントは、購入の是非を検討するためというよりも、あくまで物件を詳しく知るということが主眼だそうで、「地歴よし、ハザードなし、地盤よし…などという三拍子そろった物件なんてこの日本列島にはめったに存在しないでしょう。狭いご希望のエリア内限定では、そんなの一生見つからないかもしれません。なので、どちらかというと、事前チェックすべき理由は、万が一に備えてどんな対策を考えておけばよいのか、どこに避難すべきなのか、水害がどの方面からどのように迫ってくるのかなどを考える為のヒントになるという意味で”決め手”になるということです。」

その土地、その土地の特徴を正しく理解することで”備えあれば患いなし”となって、安心して暮らせますよ…という内容でした。

最後に

すべてのチェックポイントが、「購入後も安心して暮らせる」という点に結びついている大事なお話ばかりでした。是非、建売住宅を見て回る際は、これらのチェックポイントを意識して、最後の購入の”決め手”になさってみてください。


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