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インターネットで分譲住宅情報を
調べる際のポイント

新聞やチラシ、住宅情報誌など、分譲住宅の広告の種類はたくさんありますが、このページでは「インターネットを使った分譲住宅と不動産情報探しの方法」について紹介をさせて頂きたいと思います。
インターネットの強みは何といっても「いつでも誰でも見られるという手軽さ」「情報量の多さ」にあります。
しかし手軽で情報量が多いからこそ、情報収集をする際はある程度のコツや注意点を知っておく必要があります。自分の理想の分譲住宅はどのようにすれば見つけられるのでしょうか、詳しく説明したいと思います。

分譲住宅広告の表記の意味

まずは分譲住宅広告のそれぞれの項目ごとに書いてある表記の意味やルールを覚えておきましょう。
不動産情報サイトは大きく「大手不動産情報サイト」「不動産会社の自社サイト」の2種類に分けられますが、どちらであっても広告の表記ルールについての違いは基本的にはありません。
「戸建かマンションか」「新築か中古か」になどよって内容は少しずつ変わってくるのですが、ここでは新築戸建分譲住宅を例に説明をさせて頂きたいと思います。

新築戸建分譲住宅の表記

所在地
一件の分譲住宅物件の広告である場合はその物件の所在地になりますが、区画内の複数の物件を一度に紹介している場合は、物件の登記上の代表的な所在地が表記されています。
交通
不動産広告の場合徒歩1分は80mで換算し、1分未満の端数は1分に切り上げて表示されます。
信号待ちや坂道などは考慮されておらず、また「物件の最寄り駅からターミナル駅までの所要時間」には、乗り換え時間や待ち時間は含まれていません。
価格
区画内の複数の物件を一度に紹介している場合は、一番安い住戸と一番高い住戸の価格が表記されています。
地目
土地の状況や使用目的によって付けられる登記簿上の土地の名称のことです。表記には「宅地」「田」「畑」「山林」などさまざまなものがあります。
建物延べ面積
各階の床面積を合計した延べ面積のことで、地階を含めて階と呼べる床はすべて含めています。
建築確認番号
建築基準法第6条に基づく建築確認の番号のことで、建築確認を受けていない物件は広告をすることも契約をすることもできません。
また建築確認番号の表示は「建物が未完成の場合に表示しなければならない」と義務づけられています。
取引条件の有効期限
「その期限が来るまでは値上げなどの変更はしない」という表記です。

不動産広告には明示しなければならない特定事項がある

もしその土地の利用に法律上の規制を受けたり形状の問題で有効な利用ができなかったりする場合は、その旨を広告内で明示しなければならないという決まりが「不動産の公正競争規約」により定められています。 主な特定事項としては以下のようなものがあります。

・市街化調整区域内の土地
・道路に適法に接していない土地
・セットバックを要する土地
・古家等がある土地
・高圧線下にある土地
・傾斜地を含む土地 ・著しい不整形地
・擁壁に覆われないがけ上・がけ下の土地
・建築条件付き土地

さらに上記の項目は「見やすい場所に、見やすい大きさ、見やすい色彩の文字により、分かり易い表現で明りょうに表示」をするように義務付けられています。


不動産広告の不当な表示に注意

不動産広告では見た人に誤解を招いてしまうという理由から「宅地建物取引業法」「不当景品類及び不当表示防止法」によって誇大広告などの不当表示が禁止されています。
以下のような表示のある広告を出している不動産会社は規約違反をしていることになるため、極力利用しないようにしましょう。

・「業界初」などの他社よりも優位であることを意味する用語
・「最高」「日本一」などの最上級を示す用語
・「広い」「明るい」などの主観的な表現

・「バス徒歩○分」
物件から最寄りバス停までの徒歩所要時間と、最寄りバス停から最寄り駅までの所要時間はそれぞれ分けて書かなければなりません。

・「市道○㎡含む」
敷地面積と市道負担面積は、明確に分けて表示しなければなりません。


物件が気になったら資料請求をしよう

資料請求は基本的にどの不動産会社も無料で行っているので、不動産情報サイトを調べて気に入った物件があれば、早めに資料請求をするようにしましょう。ただしこの段階で候補となる物件を絞り込み過ぎると、後々チャンスを逃してしまったと後悔することになるかもしれません。そのため希望に一番マッチした物件を中心に、エリアや予算などの条件を少しずつ変えて複数の物件を一度に資料請求するようにしましょう。


口コミサイトでの情報収集は慎重に

インターネットを使った不動産関係の情報収集方法の1つとして、ハウスメーカーの口コミ・評判サイトを利用するという方法があります。 口コミ・評判サイトには「施主の生の意見を知ることができる」というメリットがありますが、チェックする上での注意点もあります。 それは「本当の評判」と一緒に「同業者からの妬み」や「価値観が合わない方からの評判」などのネガティブな情報がたくさん書いてあることです。 参考になる情報と一緒に値引きやクレームについての話が多く書いてあるため、こういった情報ばかりを吸収して住まい選びに対する気持ちが落ち込んでしまわないよう注意しましょう。 インターネットで情報収集をする際は、書いてある情報の全てを鵜呑みにしないことが大切です。


信用できる住宅メーカーに来場予約をしてから

「タダほど高いものはない」という言葉がありますが、分譲住宅情報を含めたインターネットの情報にも同じことがいえます。 情報の発信者はさまざまな意図を持って情報を発信しているので、それを見る私たちは良し悪しをしっかり吟味し、慎重に判断しながら情報を受け止めるようにしましょう。 そして不動産に関する情報はインターネットですべてが見られるわけではないため、実際のところインターネットの情報は「あくまで参考」という程度で捉えておくくらいがちょうど良いといえます。 良い分譲住宅の物件を見つけるためには実際に足を運び、住宅メーカーや不動産会社の人とコミュニケーションをしていくことが何よりも大事なのです。

実際に足を運ぶ際は、事前に運営している住宅メーカーの信用度をチェックしておくことも大切です。 先に住宅メーカーのホームページにアクセスし「ローンや融資の情報をしっかり載せているか」「『公正取引協議会』や『不動産協会』などにしっかり加入しているか」などをチェックした上で、来場予約をするようにしましょう。

この記事の担当

取材・文章/不動産ライター・著

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